ユーザーの利用環境を知る

「PC環境」から読み取れること

PC環境では、サイトを訪問したユーザーの利用しているパソコンの環境を知ることができます。
興味本位で見てしまいがちですが、ここからは非常に重要なメッセージを読み取ることができます。
例えば画面の解像度を見ることで、XGAなどオフィスで使われていることが多い環境の数が多ければ、毎日日中に更新することで毎日リピートしてくれるようになるかもしれません。
また、解像度だけでなく、利用されているブラウザのバージョン、Flashのバージョン、Javaサポートなどから、サイトの作り自体をどうするか、どのブラウザまでをサポートするかなどを決めることができます。
そして、忘れてはいけないのがOSです。
OSでは、ユーザーが利用しているパソコンがどの程度新しいのかの目安にもなりますので、新しいOSが少ない場合はサイトの作りを軽くするなど、ユーザーが快適に閲覧できるサイトに仕上げていくことが重要となるでしょう。

「ネットワーク環境」から読み取れること

ネットワーク環境もサイトづくりの上で重要です。
遅い回線のユーザーが多いのであれば、PC環境の場合と同様に、1ページあたりの容量を減らすなどのサイトを軽く作るという施策が効いてきます。
サービスプロバイダは回線事業者ですが、よく見ると一般家庭向けの回線事業者以外も含まれていると思います。
注意して見ることで、自分の書いた内容をどんな企業が注目しているかということもわかるかもしれません。

その他のユーザー項目から読み取れること

ここまで紹介した他にもいくつか指標項目があります。
モバイルでは、モバイル端末で閲覧された場合のモバイル端末やキャリア(ドコモ、ソフトバンクなど)を知ることができます。
モバイルの場合はサイト構成だけでなく端末などによってユーザビリティに大きな差がありますので、端末やキャリアによってコンバージョンレートが違ったりと、おもしろい結果が得られるはずです。
ユーザー定義とカスタム変数は、ページ内に埋め込むタグの内容により自由にトラッキングできる仕組みです。
これらについては別途個別に解説予定です。

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