SEOに重要なhtmlボディ内のタグ
続いてボディ部分のhtmlコーディングを見ていきます。
BODY部にも重要なタグがいくつかあります。
hタグ
h1、h2などのhタグは、各セクションの見出しに当たるものですので、当然SEOでも重要視されています。
非常に基本的なことですが、h1はそのページの内容を表す見出し、以下、数字が大きくなるに従い小さな見出しとなります。
この見出しの部分には、重要なキーワードを含め、その下に続く文章の表題となるように記述しましょう。
h1については、<title>と同じ内容でも良いぐらいです。
もう一つ考慮しておきたいのがhタグの順番です。
本の目次などを見ても、大項目から順番に並んでいるように、h1→h2→h3という出現順序としてください。
h2やh3については複数使うでしょうから、h1→h2→h3→h3→h2→h3というような構造でも問題ありません。
本の目次ページを作るイメージで配置しましょう。
また、サイトのロゴをhタグの中に入れたい場合などは少し変わった記述方法も有効です。
具体的には、html中のhタグの中には文字を記述しておき、スタイルシートで背景画像として表示したい画像を設定した上で文字を左方向にオフセットして画面外に出すようにします。
imgタグ
画像を表示するためのイメージタグには、必ずaltで代替テキストを入れておきましょう。
このとき注意したいのが、画像と関係ない文言を入れてはいけません。
hタグの部分で説明したように、html上はテキストとして画像をcssで出すという場合も、html上のテキストと画像内のテキストは合わせておくようにしましょう。
aタグ
リンクの際に使うaタグですが、html記述のhrefを使うようにしましょう。
javascriptのonClickを使ってリンクすることも可能ですが、検索エンジンの中にはjavascriptを有効なリンクとして見ないものも存在します。
また、外部サイト等で、あまり関係のないサイトにリンクする場合は、有効リンクとして見ないようrel=”nofollow”を入れておくと良いでしょう。
ブログエンジン等を使いトラックバックやコメントを受け付ける場合、スパム対策として、それらのリンクは自動的にnofollowとなるように設計しておくことをお勧めします。
リストタグ
ul、ol、li、dl、dt、dd等のタグを効果的に使いましょう。
サイト内カテゴリのメニュー等はこれらを使い構成する方法が主流となってきています。
並べ方や見た目はスタイルシートで調整します。
htmlタグの使い方について、だいぶイメージできたでしょうか。