OMEN by HP 15-ax200シリーズのメモリ増設
OMEN by HP 15-ax200 パフォーマンスモデルを買いました。
このPC、搭載メモリ8GBというところだけが惜しいのです。
しかも公式ページには、購入後のメモリ増設はできませんと書かれています。
しかし、よく調べると英語版のメンテナンスマニュアルにはしっかりと分解方法とメモリモジュールのスペック等が記載されていましたので、自力でメモリ増設をしてみました。
ここからの手順はメーカー保証外となりますので、自己責任でお願いいたします。
HP 15-ax200を買った経緯
本題に入る前に、なぜメモリ搭載量が少ないことがわかっていてHP 15-ax200を買ったのかというところからお話したいと思います。
今回の機種選定条件は以下のような感じです。
- 15インチクラスまでのノートPC
- NVIDIA製GPU GeForce GTX1050〜GTX1060程度を搭載
- Intel Core i7-7700 HQを搭載
- メモリは最低16GB
- 起動はSSDでデータ領域としてHDD 1TB以上
- ディスプレイはできれば4K(WindowsはフルHDの方が良いとの意見もあり悩んでいた)
- スマートなビジネスPCに近いもの
- 価格は15万円前後まで
ということで、当初は以下の3機種で悩んでいました。
だいたいパソコン等はネットで買うのですが、一応現物を見ておこうと足を運んだ家電店にて、まず最初にDELLは画面の色味が悪く脱落。
ちょうどHPの販売員さんがいたので、HP Pavilion Power 15について聞いてみると排気の構造がよくないので、機械学習とか長時間使うのであれば製造終了してるけどax200の方がとのことでした。
ZenBook Proはというと、HP Pavilion Power 15と同様の排気構造だったのでパス。
他のゲーミングマシンも見たのですがいまいちコレというのがなく、結果在庫残り数台という15-ax200を購入することにしました。
ちなみに、メモリ増設を自らやったことがあるという店員さんがいたので、自力で厳しそうだったら相談しますねということで8GBでも安心して購入しました。
OMEN by HP 15-ax200シリーズの分解方法
前置きが長くなりましたが、ここからOMEN by HP 15-ax200シリーズの分解方法を書いていきたいと思います。
メンテナンスマニュアルによると3種類のネジがありそうなのですが、マニュアルの(1)の部分にはネジがなく、(2)および(3)のみを外していきます。
ネジは2種類あるので、戻す時にわかりやすいよう、分けて置いておきましょう。
全てのネジが外れたら、マニュアルに従いキーボード部分と蓋部分を外していきます。
フロントはフックが多いので、サイドから内張はがしで丁寧に外していきます。
爪が折れやすいので、注意するようマニュアルにも記載されています。
このとき、古いクレジットカードなどを使うように書いているサイトもありますが、厚みがあると入っていかないと思いますので、内張はがしを使うことをお勧めします。
Amazonで数百円です。
今回使ったものはこちらです。
フックが外れたら、裏蓋を外します。
左側にあるのがメモリモジュールです。
OMEN by HP 15-ax200シリーズのメモリ
使用されているメモリはマニュアルにも書かれているとおり、DDR4 2400 1.2V SO-DIMMです。
本来であれば2枚同じものを使用した方が良いのですが、規格が合っていれば特に不具合がでることもないはずなので今回は8GBのメモリを1枚だけ追加しました。
今回使ったメモリはシリコンパワー SP008GBSFU240B02でした。
蓋の上に軽く乗せた状態で動作確認をし、元々入っている8GBと合わせて16GBと認識されていることを確認した上で、蓋を閉め、ねじ止めして完成です。
[…] ちなみに、ここの方のBlogをみました。 […]