Nucleus スキンとテンプレートによるページ設計
Nucleusでは、スキンとテンプレートによりページ設計とデザインを行います。
他のブログエンジンでは、このような分かれかたをしていないのですが、スキンがページそのものの定義、テンプレートがスキンからincludeされる記事などの読み出し部分の共通モジュールのような意味合いを持ちます。
もちろんスキン同士でもインクルードは可能です。
Nucleusをインストールすると、まずdefaultというスキンがセットされています。
これを複製した上で名前を変更して使うのが良いでしょう。
スキン、テンプレートともにphpのコードを直接書くことはできず、htmlのソースを記述することになります。
動的なプログラムを動かしたい箇所には、Nucleus変数(専用タグ)を書くことになります。
使用可能な変数とテンプレートの一覧は、スキンを開くと下の方に表示されています。
変数の使い方は、この変数一覧をクリックするとそれぞれの説明が表示されます。
では、概略だけですが、別のスキンやテンプレートを取り込む方法をご紹介しておきます。
スキンをincludeするのは、
<%parseinclude(スキンの名前)%>
のように書きます。
テンプレートは、実態はプログラムになっていますので、取り込む際にパラメータを渡すことが可能です。
パラメータには、記事一覧であれば件数などを指定します。
テンプレートのincludeは、
<%blog(テンプレートの名前,パラメータ)%>
のように記述します。
スキンが仕上がったら、ブログの設定から作成したスキンに変更すると、ブログの表示が作成したスキンの内容に変更されるはずです。
Nucleusでは、スキンやテンプレートに直接プログラムコードを書くことができないため、少し間違えたぐらいで全く動かなくなったりということはありません。
また、複数ブログの管理が可能ですので、テスト用の環境を用意しておくと良いでしょう。