シェアリー WiMAX Mobile Slimを契約してみた
ずっとauのスマートフォンで+WiMAXを使っていたのですが、そろそろ古くなってきてWiMAX対応端末も新たに発売されていないため、シェアリーWiMAXに切り替えました。
シェアリーWiMAXの特徴としては、以下のポイントが挙げられます。
- 1年契約であること
- パケット上限が無いこと
- 月額料金が通常のWiMAX契約より安いこと
特に料金や契約期間については、しっかり他社との差別化ができていると思います。
1年契約であること
ほとんどの通信事業者が2年契約ですが、2年後のモバイル通信事情が今と同じとは思えません。
通信速度も上がるでしょうし、突然パケット上限が付くかもしれません。(WiMAXに限っては無いと思いますが)
端末自体も電池持ちがだんだん悪くなって2年も普通に使えるとは思えませんし、新機種も出るでしょう。
こういった意味で1年契約というのはちょうど良いと思います。
ただし、1点注意しなければならないのが、解約タイミングを逃すと2年目からの使用料が高くなる(定価に戻る)ということと、解約月以外での契約解除料が16,380円とかなり高いということです。
パケット上限が無いこと
これはシェアリーに限った事ではなくWiMAX全てなのですが、パケット上限が無いモバイル回線は現時点ではWiMAXのみかと思います。
WiMAX2も上限が付きそうですし、イーモバイルLTEも来年から10GB制限の実施が発表されています。
一般的な7GB制限でもほとんどのユーザーに影響が無いと言われていますが、自分の周りではスマートフォンの利用だけで7GBを超えるユーザーはたくさんいます。
回線速度が上がって快適に使えるようになれば、当然使用量も増えますので、ほとんどのユーザーが7GB以内なんてことはないはずです。
特に自分の場合は仕事柄ヘビーな使い方もしますので、パケット上限無しというのは必須条件なのです。
月額料金が通常のWiMAX契約より安いこと
これが一番の決め手だったとも言えます。
月額利用料は1,800円です。(初月~12ヶ月目、13ヶ月以降は月額3,880円)
他社ではキャッシュバック等を使って実質いくらというキャンペーンが行われていますが、普通に月額を安くしてくれるというのがシンプルで良いと思います。
このぐらいの金額であれば、使わない月があっても個人的には許容できるレベルです。
注意点は先ほども触れましたが、安いのは最初の1年だけというところです。
自分の場合は2013年10月契約ですので、解約月は2014年10月で、前月21日~ご解約希望月の20日18時まで(営業時間内)にサポートセンターへ(メールで)の申し出が必要ですので、2014年9月21日から10月20日の18時までに解約しなければ高くなってしまいます。
Mobile Slimという端末について
名刺サイズで8.2mmという薄さ、約67gという軽さが特徴のMobile Slim。
端末自体はあちこちでレビューを見かけるとおり、電池持ちもカタログ上の連続通信時間12時間に対してほぼ10時間以上使えるとの評判ですし、電波の掴みも全く問題ありません。
仕事上、VPN接続を使うことも多いのですが、管理画面からVPNパススルーの設定もでき接続も問題ありませんでした。
ACアダプタ(USB出力5V/2A)と充電ケーブル(USB2.0対応microUSBケーブル)は付属、充電台は別売りです。
ストラップが付けられるようなケースも付属されますが、USBポートが本体背面にあるため、付属ケースを付けたままだと充電できません。
気をつけておきたいポイント
あらためて、気をつけておきたいポイントを挙げておきます。
- 解約タイミングを間違えない
これは既に書かせていただいたとおり、2年目以降の使用料と契約解除料に注意しましょうというお話です - WiMAXならではのエリアと電波の弱さ
WiMAXの電波は通常の携帯電話よりも直進性が弱く障害物に弱いのが特徴です。
エリア内でも建物の奥などでは使えなかったりしますので、自分が良く行く場所はエリア検索ページのピンポイントエリア判定で調べたり、Try WiMAXレンタルなどで試してみると良いでしょう