Googleのスパム対策強化「コンテンツファーム」とは
Googleのアルゴリズム変更により、さらに強力なスパム排除ロジックが動き始めました。
公式には、内容が乏しいコンテンツである「コンテンツファーム」に対するスパム対策ということがアナウンスされています。
海外SEOブログさんでもコンテンツファームに関する話題が取り上げられており、「コンテンツファーム」という言葉について明確な定義が存在するわけではないと書かれています。
では、内容の乏しい「コンテンツファーム」に該当するコンテンツは何かというところで、SEO関係者のブログをあちこち読んでみると、やはり人によって考え方に違いがありそうです。
一番わかりやすいのは、他サイトからRSSなどを読み込み勝手にコピーコンテンツを作っているサイトや、DBに登録された商品名などから大量に無意味なコンテンツを生成しているサイト、明らかに宣伝のためのコンテンツなどです。
いろいろと議論されている中には、信頼性の低い情報を掲載しているサイトなども含まれていますが、個人的にはQ&Aサイトなどはこれに該当しないと考えています。
たしかにQ&Aサイトには、間違った情報も多く見られますが、どの回答が役に立ったかなどの情報がわかるように工夫されており、検索からたどり着いて、求めていた答えを得られるケースの方が多いのではないでしょうか。
これを言い出すと、個人ブログの方がよほど信頼性の低い情報が含まれているケースが多い気がします。
ということは、個人ブログ同様に、有効な外部リンクであったり、他の要素から意味のあるコンテンツかどうかというのは判断できるでしょう。
一方、以前から気になっている事ではありますが、レビューアフィリエイトなどの記事は、明らかに報酬目的でありユーザーの生の声ではありませんので、「コンテンツファーム」として処理されるべきコンテンツではないでしょうか。
Googleなので、おそらく、何らかのアルゴリズムでかなり正確なスパム判定をすると思いますが、しばらくは様々な種類のコンテンツの順位変動を注意して見ておきたいと思います。