特定カテゴリへのトラフィックだけを解析する方法
Google Analyticsでサイト全体を管理しているが、一部のカテゴリ(ディレクトリ)配下のみをピックアップしてトラッキングしたい場合の設定方法をご紹介します。
セッション数のみを見たいような場合は各解析項目のフィルタを使うことで簡単に確認することができますが、ここで紹介する方法では、あるディレクトリ配下のみをひとつのプロファイルとして設定する方法です。
これにより、サブディレクトリへの流入元など、より詳細な解析を行うことが可能となります。
まずは、アカウントサマリー画面(プロファイル一覧画面)から、新しいプロファイルを追加を行います。
プロファイルの種類で既存のドメインのプロファイルを追加を選ぶと、トラッキング対象に既存のプロファイルがプルダウンで現れますので、サイト全体をトラッキングしているプロファイルを選び、プロファイル名を付けて完了します。
ここまでの作業で、プロファイルの一覧に新たにサイト全体のプロファイルをコピーしたものが追加されます。
サブディレクトリのみをトラッキングするため、プロファイルの編集をクリックします。
フィルタの項目で、フィルタの追加をクリックし、以下のように設定します。
まずはフィルタ名を付けてください。
フィルタの種類は既定のフィルタを選択し、プルダウンは一致、サブディレクトリへのトラフィックを選びます。
マッチング方法はお好きな方法を選んでください。
上記サンプル画面イメージでは、右と一致を選択し、サブディレクトリの設定を正規表現で記述しています。
サブディレクトリには、ディレクトリのURLを設定します。
最後に変更を保存をクリックして終了です。
サンプルでは、http://example.com/ というサイトであれば、http://example.com/contact/ というディレクトリ配下のみがトラッキングされるようになります。
なお、新たなプロファイルとしての設定ですので過去に遡ることはできず、設定してから新たにトラッキングが開始されることに注意してください。