SEOにおける外部リンクの位置づけ

SEOには外部リンク(インバウンドリンク:外部サイトから自サイトへのリンク。被リンク。)が重要と言われますが、ただ数を集めれば良いわけではありません。
もちろん外部リンクによって一時的に効果が現れることもありますが、全く関係ないページからのインバウンドリンクは時にネガティブに働くこともあります。

外部リンクは、そもそも関連ページへの誘導として貼られるべきものです。
このため、全く関係ない内容のページからのインバウンドリンクはSEOの世界では無効と判断されることが多いのです。
特に、お金を払ってリンクを買うという行為は嫌われる傾向がありますので、注意が必要です。

トラックバックによる外部リンク

トラックバックによる外部リンクは、そもそも関連記事であったり相手のブログへのリンクを通知するためのものであり、有効な外部リンク手段です。
ところが、これを逆手に取ったスパム行為も多いため、受ける側としてはnofollowとしておきたいところです。
こちらがトラックバックを飛ばす側の場合は、全く関連のないページに飛ばさないように気をつけましょう。

今さらですが、nofollowリンクの書き方は以下のとおりです。
<a href="(ページURL)" rel="nofollow">リンクテキスト</a>

有料リンクがSEOに与える影響

よくSEO業者からリンクを買いませんか?などの営業があります。
これは本当に有効なのでしょうか。
ある意味、検索エンジンを騙すことになりますが、ぱっと見で有料リンクだと分からず、本当に関連性の高いサイトからのインバウンドリンクであれば有効ですし、ユーザーにとっても有益です。
ただし、リンクを買うのをやめてしまえばそれまでですし、検索エンジンに有料リンクだと判定されてしまうとペナルティの対象にもなります。
特にGoogleが有料リンクをネガティブに見るというのは有名ですよね。

アフィリエイトなどもこれに近い物があります。
一般的にアフィリエイトリンクはリダイレクトされるため、元々外部リンクの効果はそれほど高いものではありません。
それに加え、有名なASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)は、検索エンジンが認識していますので無効なリンクとして扱われることが多いようです。
さらに、あまりアフィリエイトだらけのページはユーザーとしても見る気になりませんよね?
アフィリエイトリンクを貼る側も気をつけておきたいものです。

SEOに効果のある外部リンク

最後に繰り返しになりますが、正しい(=SEOに効果の高い)外部リンクは、

  • リンクを貼る側、貼られる側のページのテーマが一致している
  • リンクを貼る側のページのGoogle Page Rankなどランキングが高い

ものとなります。
リンクを貼ってもらう際は量より質を重視し、無作為に大量にではなく本当に関連性の高い良いサイトから貼ってもらうようにしましょう。
こちらからトラックバックなどでリンクしてもらうものは数件程度にしておき、あとは自然増に任せた方が良いかもしれません。

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