iPhone X 購入
iPhone Xが発売されました。
iPhone7の時はApple Storeで購入したのですが、さすがに金額も高いので今回はキャリアで買って月々の通信代金の割引を使おうという方向で、ドコモで購入しました。
このため、最後にドコモのサービスに関しても思うところを記載しました。
iPhone Xの大きさ・重さ
iPhone7よりほんの少し幅が大きくなり、長くなりました。
重さは170gと、気になるかなと思っていたのですが、実際使ってみると詰め込まれてる感はあるものの、そこまで苦になる重さではありませんでした。
操作感はどうか
iPhone Xで従来機種と大きく変わったのはホームボタンが無くなったことです。
たまにアプリを終了させようとして、一番下を強く押すことがあります。
おそらくこれは慣れの問題でしょう。
それよりもやっかいなのが、コントロールセンターが上からスワイプになったこと。
これまでは下からだったので、例えばアプリ使用中にWi-Fi接続のON/OFFを変更しようと下からスワイプしてしまいホーム画面に戻ってしまうことがあります。
アプリの完全終了に一手間かかるようになったと言われていますが、そもそもそこまですることがないはずの設計のOSですし、自分はそれほど気になりません。
その他の操作として、電源OFF等の方法も変わっているので少しだけ慣れが必要です。
サイドボタンを長押ししたらSiriが起動したので、電源の切り方を聞いたら「それはおもしろい質問ですね」と言われてしまいました。
そのくらい教えてくれてもいいのに…
また、スクリーンショットがサイドボタンとボリュームアップの同時押しとなり、iPhone X本体をテーブル等に置いたまま通知を確認しようとしてサイドボタンを押すときにスクリーンショットが撮れてしまうことがかなりの頻度で発生しています。
顔認識(Face ID)の精度は
これが思った以上に良く、とても快適に使えています。
ただし、時々上下逆に持つことがあり、逆のままでは認証してくれないのはちょっとだけ不満です。
3Dとして認識しているのでプリントアウトした顔では認証されないこと、目も見ているので(これは設定による?)寝ている時は認証されないことは、とてもよく考えられていると思いました。
で、早速どこまで変顔に付いてくるかを試した人がいましたね。
【検証】iPhoneXの顔認証(Face ID)はどのレベルの変顔、変装、顔マネに対応するのか試してみた
さすが羽鳥さん。
サングラスでも認証されたのはちょっと驚きでした。
iPhone Xのカメラと動画
相変わらず画質もよく、本当によくできたカメラだと思います。
特筆すべきなのはポートレートライティングモードですが、以前よりエッジの検出がうまくなっているように思います。
まだ人を撮っていないのですが、結構遊べます。
iPhone Xの動画機能は、なんと言っても4K 60pに対応したというのが大きなニュースかと思います。
早速撮影してみると、手振れ補正も効いている印象でかなり快適に綺麗に撮れます。
設定画面には「高効率」と表記があったり、「High Sierraじゃないと再生できません」みたいなダイアログが出たりするのですが、AirDropでHigh SierraのMacに転送してみたところ、H265ではなくH264のMOVに変換されました。
たぶん「高効率」は互換性重視設定でもiPhone内では高効率として取り扱われますという話であって、転送時に変換する設定にしているとHEVC形式ではなく互換性を考えた形式に変換されるようです。
もちろん一度変換されたファイルは、El CapitanのMacに送っても再生できました。
iPhone X非対応アプリはどのように表示されるか
iPhone Xの画面サイズに正式対応していないアプリは上下が切れた形で表示されます。
昔、iPhone5あたりが出た時もこんな感じだったような…と懐かしい気持ちになりました。
一部、なぜか突然落ちるアプリがあって困っていたりもします。
よく使うところでは、Insta 360 Oneが起動してくれないので、外付けカメラの魅力半減です。
現在地味に困っている事
iPhone Xにしてから、なぜかEl CapitanのMacと1回もAirDropできていないのです。
相手がHigh Sierraだったり、iOS11のiPhone7からは問題なくAirDropできます。
撮った写真や動画をAirDropで転送することが多いので、地味ですが結構困ります。
—–
さて、ここからドコモや携帯電話の売り方のお話です。
不満なところをつらつら書いているので、お時間と心の余裕があるかたはお読みください。
ドコモの機種変更応援プログラムプラスって得なの?
「機種変更応援プログラムプラス」と称して、13ヶ月後に機種変更すると60,000円分をポイントで進呈(使用期間によって金額はことなります)とあちこちで宣伝されているサービスがあります。
結論から書くと、私はこのプログラムには加入しませんでした。
なぜか。
説明をよく読むと、「機種変更時に旧機種を正常な状態で回収させていただくこと」という条件がついているのです。
要はポイントで支払われるだけの下取りです。
よく見るWeb広告では一切このことが書かれておらず、とあるニュース記事でも割引として紹介されていました。
各携帯キャリアで昔からこのようによく読まないとわからないようなサービスに加入させようとする動きがありますが、もっとユーザーに優しいサービス設計をしていただきたいものです。
iPhone Xに限らない最近の携帯電話の売り方の謎
これはiPhoneに限った話ではありませんが、iPhone X 256GBのドコモ公式の価格は5,994円/月×24ヶ月で143,856円です。
しかし、オンラインショップ以外ではこれに頭金と呼ばれる代理店の儲けにあたる部分が加算されます。
今回、これがたしか8,400円。
多くのショップでは、提携先の有料コンテンツを契約してもらうことによって、コンテンツ提供事業者からの代理店手数料でこの部分を相殺するような料金の仕組みです。
今回購入したお店では、お金を払うからコンテンツ登録したくないというのはNGとなっており、なんだかとってもグレーな感じでした。
おそらくいわゆる頭金よりもコンテンツの代理店手数料の方が大きいのでしょう。
ちなみに、Apple公式の価格だと、256GBは129,800円に消費税を足して140,184円です。
月々の料金割引とかで無理矢理安く見せていますが、そもそも定価より高い金額での販売ってなんかいろいろおかしくないですか?
総務省が一括ゼロ円を排除するようにした結果、ユーザーの負担だけが高まっているように見えます。