nvlddmkm.sysによるブルーバック

nvlddmkm.sysによるブルーバックの問題はかなり多くのブログなどで既に書かれていますが、Windows Vistaの時代からのNVIDIAのドライバーのバグです。
NVIDIAのハードウェアが存在する場合、インストール時にブルーバックとなり、インストールを完了できないこともあります。

nvlddmkm.sysのブルーバックの解決方法は、異常なバージョンのnvlddmkm.sysを消してしまうのが一番手っ取り早いでしょう。
ただし、システムファイルである上に、アクセス権限などの問題もありますので、若干やっかいです。

Windows7のインストール時に発生したのでなければ、セーフモードとコマンドプロンプトからの操作も可能ですが、できればWindows XPのインストールディスクなど、CDやDVDからDOSプロンプトを起動できるものを使うのが理想です。

コマンドプロンプトから、dirコマンドを使い、Cドライブ上にあるnvlddmkm.*を消したり、リネームておきます。
まずは、Cドライブのルートに移動します。(下記プロンプトの>の前の部分は環境により変化します)
d:userspc-user> c:(リターン)
c:windows> cd (リターン)

dirコマンドを使い、nvlddmkm.*を探します。
c:> dir /s nvlddmkm.*(リターン)

しばらく待つと、検索した結果が出てきますので、それぞれのディレクトリにcdコマンドで移動し、出てきたファイル全てをリネームまたは削除してください。
リネームの方法は、以下のような感じです。
c:windowssystem32> rename nvlddmkm.sys old_nvlddmkm.sys(リターン)

この作業が終わったら、Windowsを再起動します。
NVIDIA用のディスプレイドライバを読めなくしてしまいましたので、画面は標準解像度で表示されるはずです。

ここから、最新のドライバを入手してインストールすることで、ブルーバックを回避することができます。

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