ウィルスバスター2010 レビュー
使用中のウィルスバスターがバージョンアップし、2010になったということで早速使ってみました。
ウイルスバスター2010には、もちろん30日無料体験版もあります。
ウィルスバスター2009ユーザーは、無償でウィルスバスター2010を使えます。
今回は、ウィルスバスター2009導入済みのWindows PCにアップデートインストールをしてみました。
アップデートインストールは簡単に終了し、再起動してみると2009の時よりも若干ですが起動が速くなっている気がします。
元々軽かったので体感的には若干ですが、ウィルスバスター2010の公式サイトを見てみると「ブートアップ時間を34.6%改善」とのこと。
普通に使っていても重いということは一切感じられません。
公式サイトによると、クイック検索時間も23.5%改善されたそうです。
そして、今回もタスクマネージャーでプロセスの状況をチェック。
ウィルスバスター2009の時とたいして変わらない気もしますが、こんな感じです。
一番心配していた部分ではありますが、今回も動作は軽いです。
機能的にはあまり2009から変化はないのですが、特徴的な機能のレビューを記載しておきます。
スマートプロテクションネットワーク
ウィルスバスター2010での新機能「スマートプロテクションネットワーク」では、ユーザーの匿名評価に基づき感染を未然に防ぐための、いわばブラックリスト情報の共有を行います、
企業向けのウィルス対策ソリューションではよく見られる機能です。
ウィルス情報やスパム情報に対していち早く対応できるという強みがあります。
これは使い込んでみないとどの程度威力を発揮するのか不明ですが、この手の個人向け製品に搭載するということ自体が評価できるポイントの一つだと言えるでしょう。
TrendツールバーとTrendプロテクト
ウィルスバスター2010になっても見た目は2009と変わりません。
ブラウザのツールバーにTrendツールバーがインストールされています。
設定項目も2009の頃と見た目上は変わりません。
検索結果の色別安全性表示は、MSN、Yahoo!、Googleに加え、BiglobeやInfoseekにも対応したということで、早速インフォシークで検索してみました。
機能を試すため、敢えて危険なワードを入れると危険と判断されたページが見つかりました。
マウスカーソルを検索結果左側のアイコンに合わせると、危険度についての内容を表示してくれます。
そして実際に開こうとすると、ウィルスバスター2010が警告ページを表示してくれます。
今回強化されたのは、この検索結果だけではなく、Webメール上のURLやメッセンジャーの記載URLも安全性表示を行ってくれます。
まだウィルスバスター2010の使用期間がそれほど長くないのですが、2009で見られたフリーズする現象は今のところ発生していません。
システムチューナー
ウィルスバスター2009のレビューでは紹介しませんでしたが、2009から実装されている、レジストリクリーニングや一時ファイル削除を行ってくれるという機能です。
ウィルスバスター2010では、システムチューナーもパワーアップしており、毎月1回の予約チューニングができるようになっていたり、ソフトウェアの履歴やメッセンジャーの履歴クリーニングにも対応しました。
パソコン上級者にとってはお節介な機能ですが、知らず知らずのうちに重くなってしまうパソコンを軽快に保つための機能として、初心者のかたにはおすすめな機能でもあります。
パーソナルファイアウォール
パーソナルファイアウォールは、細かすぎても設定が大変で、大雑把すぎてもセキュリティ的に良くないという面倒な機能なのですが、ウィルスバスター2010ではかなり使い勝手が良くまとまっています。
ウィルスバスター2010では、意図せずブロックされてしまっているものなどをログから簡単に例外登録できるようになったとのことで、さらに使い勝手が良くなったようです。
試してみようと思いましたが、自分の場合は既にPCに到達する以前の部分でもセキュリティ設定をしているためブロックされたログがありませんでした。
セキュリティレポート
ウィルスバスター2010ではセキュリティレポートがわかりやすくなっています。
実際見ていただくのが一番かと思いますので、スクリーンショットを貼っておきます。
さきほどTrendプロテクトのテストで怪しいと判断されたURLを開いたため1度記録されています。
※この記事はレビューアフィリエイト参加記事ですが、中立的に自分のレビューを記載しています。