ASUS X570UD(Windows10モデル)のUbuntuデュアルブート化

ASUS X570UD購入の経緯

まず、なんでASUS X570UDを買ったのかというお話から。
機械学習系のお仕事が増えてきたので、HPのOMEN ax500という機種を購入してUbuntuデュアルブート化を行い使っていました。
メインPCにはMacBook Proを使っていて、そろそろ買い替えたいけどタッチバーは使いにくい(打合せ等で外出する際のためにタッチバー付きの13インチを使用中)という状況。
Adobe関連とオフィス関連以外はUbuntuでほぼ困ることはないため、メインPCもWindows機にしてUbuntuデュアルブート化してしまえば良いか!ということで検討を始めました。
HPのPCをメインにしなかった理由は、写真や動画を扱う上でディスプレイの色域がちょっと微妙というところ。
そこでsRGB 100%カバーを謳うASUS X570UDが候補になりました。

スペックはというと、メモリやディスクの構成は全然問題なし。
GPUはNVIDIA GTX1050と、そんなに悪くない。
CPUは第8世代とは言えモバイル向け低電力のU品番というのがちょっと心配でしたが、調べてみると第7世代のCore i7-7700HQ(モバイル版)とはそれほど性能が変わらないとのこと。
新型のMacBook Proの値段を見た直後だったのもあり、安いしとりあえず買ってみよう!ということで購入に至りました。

Ubuntuデュアルブート化の手順概要

Windows10のPCをUbuntuとのデュアルブート化する手順は世の中にたくさんあるので、ここでは詳細は割愛したいと思います。
ざっと書いておくと、

  1. WindowsからDドライブの容量を縮小してUbuntuを入れる領域を作る
  2. USBメモリーにUbuntuのイメージを書き込む
  3. Windowsのシステム設定から高速スタートアップを無効化
  4. BIOS設定でUEFIセキュアブートを無効化し、ブート順序を変更
  5. Ubuntuインストール

という手順です。
BIOS設定の部分だけ、機種ごとに分かりにくい場合もあるので写真を貼っておきます。
BIOS画面へは、電源ON時にF2キーを押しておくことで入れます。

Boot周りの画面
ASUS X570UD BIOS Boot

セキュアブート関連の画面
ASUS X570UD BIOS Security

ASUS X570UD BIOS Secure Boot

Ubuntuデュアルブート化のハマりポイント

ここからが本題です。
いくつかハマるポイントがあります。

GRUB設定

まずはよくあるものから。
インストール後GRUB画面のUbuntuメニューを編集します。
Eキーを押して、quit splashをnomodesetに変更して終了、起動します(F10キー)。

nouveauドライバ無効化

NVIDIAのドライバと競合するので、nouveauを無効化しておきます。
/etc/modprobe.d/blacklist-nouveau.confというファイルを作ります。
中身は以下の通り。

blacklist nouveau
options nouveau modeset=0

ファイルができたら、カーネルイメージを再読み込みします。

sudo update-initramfs -u

再起動したら、aptリポジトリにppa:graphics-drivers/ppaを追加し、NVIDIAドライバをインストールします。

Wi-Fiドライバのインストール

さらっとNVIDIAドライバを入れますと書きましたが、この段階ではWi-Fiが使えていないはずです。
自分の場合は有線LAN接続で入れましたが、X570UDではこのWi-Fiドライバがくせ者です。

X570UDに使われているWi-Fiデバイスは、Realtek 8822BEというもの。
こいつのUbuntu 16.04用のドライバが現時点では公開されておらず、ソースからビルドする必要があります。
このソースも開発段階のもののようです。

git clone https://github.com/synthtc/rtlwifi-next
cd rtlwifi-next
make
sudo make install
sudo modprobe rtl8822be

gitコマンド等は適宜インストールしてください。

Windowsとの時刻ずれ解消

WindowsとUbuntuのデュアルブート環境の場合、ハードウェアクロックの扱い方が異なるため、もう一方のOSで起動しなおすと時刻が9時間ずれます。
これを解消しておきます。

sudo timedatectl set-local-rtc 1

Ubuntuデュアルブート化でハマりやすいポイントとしてはこのぐらいかと思います。

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