ドコモ版Eye-Fiから通常版への書き換え
先日、ドコモ版Eye-Fi付属というところに惹かれて「カワイイをシェアする写真術」という雑誌(女性誌?)を購入しました。
このドコモ版Eye-Fi、あまり調べずにドコモロゴが入っているだけだろうと思っていましたが、実はファームウェアが異なりiPhoneとはペアで使う事ができないというものでした。(試していませんが、おそらく対応Androidアプリもドコモ機種でしかインストールできないもの)
そりゃ売れ残って、在庫処分で雑誌の付録にされちゃうわけだ。
ちなみに、雑誌を買うと1,890円、ドコモ仕様Eye-Fiを単品で買うと定価は3,990円、Amazonの現時点での売価で3,627円(消費税は全て5%で計算)です。
雑誌本体の内容は、ものすごく初心者向けの内容でした。
で、どうしたものかと思ってたら、Facebookに「ファーム書き換えれば通常版として使えるらしいよ?」とのコメントをいただき、早速試してみました。
お約束ですが、これらの作業をされる場合は自己責任でお願いいたします。
そもそも、付録のドコモEye-Fi自体がドコモショップでの保証対象外で不良品は雑誌社までというジャンクに近い扱いのものですが、念のため。
まず、Eye-Fiのサポートサイトからダウンロードのメニューに入り、「Eye-Fiカード 01、Eye-Fiレシーバー for ドコモのお客様はこちら」というリンクは無視してEye-Fi Center Softwareをダウンロードして、PCにインストールします。
インストール完了後、起動するとまずアカウント作成を求められますので、(ドコモ版ではない)Eye-Fiアカウントを持っていない場合は新規作成、持っている場合はログインします。
その後、問題のドコモ版Eye-Fiを差し込むと自動で認識され、ファームウェアのアップデート確認表示が出ます。
迷わず進むと、アップデートが完了し、Eye-Fiの設定画面へと移りますので、転送先端末をどれにするかを選び設定を進めていきます。
この時点で既にドコモ版には戻れない通常版Eye-Fiカードのできあがりです。
今回はiPhoneを選んで進めてみました。
Eye-Fi Center Software側の画面でiPhoneアプリインストール用のQRコードが表示されますので、iPhoneに(ドコモ版ではない)Eye-Fiアプリをインストールします。
iOS版のEye-Fiアプリを起動するとアクティベーションコード入力画面が現れます。
ここでドコモ版として付いてきたコードが使えるかどうかは試しませんでした。
右下のサインインのリンクをタップします。
Eye-Fi Center Softwareで使っているアカウントでサインインすると、Eye-Fiカードからの画像転送先に使用するための設定が続きます。
メニューの意味が少しわかりにくかったのですが、ネットワークの追加をタップすると、Wi-FiネットワークとしてEye-Fiカードと通信できるような設定を追加するプロファイルのインストール画面へと遷移します。
これをインストールすると、Eye-Fiカードに接続できるようになります。
あとはカメラにEye-Fiカードを入れて撮影してみて、iPhoneに画像が転送されれば設定は完了です。