Google Analytics ユーザー指標

Google Analyticsの「ユーザー」という項目について解説します。
ユーザー指標は、その名のとおりどのようなユーザーがサイトを訪れているかを知ることができます。

とは言うものの、ユーザーの年齢や性別などの属性ではなく、どのようなブラウザを使っているか、新規かリピーターかなどのユーザーの傾向を知るための項目です。

「新規ユーザーとリピーター」から読み取れること

新規ユーザーとリピーターでは、それぞれのユーザーの比率を知ることができます。
リピートユーザーが多ければブランディングが出来てきてチェックしに来てくれている人が多いということになりますし、新規が多いのであれば検索エンジンからの流入や新規獲得のためのプロモーションがうまく行っていると言えるでしょう。
また、コンバージョンを設定していれば、どちらのユーザーのコンバージョンが多いのかなども追うことができます。

「ユーザーの傾向」から読み取れること

ユーザーの傾向には多くの指標があります。
サイト全体のセッション、UU、PVをチェックすることで、閲覧者が増えているのか減っているのかがわかります。
平均ページビューは一般的には多ければ多いほど良く、サイト内のナビゲーションがうまく行っているかどうかの一つの指標となります。
サイト滞在時間は、サイトの魅力を計るための一つの指標になるでしょう。
注意したいのは直帰率です。
直帰率では、サイトを訪れたもののすぐに離脱してしまったセッションの割合です。
検索して流入したページが調べたいことと関係ないページですぐに流出してしまった人だけでなく、じっくり見たけど1ページしか見なかった人も含まれますので、この数字が高い時はサイト内の動線が良くない場合も含まれているということを頭に入れておく必要があります。
直帰率は一般的なサイトでは40%前後となることが多いようです。

「リピート訪問数」から読み取れること

リピート訪問数は、リピーターだけに絞った指標値です。
どのくらいの頻度でサイトを訪れているか、訪問した際の滞在時間や閲覧したページ数を知ることができます。

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