電撃の巨人 Yahoo! Open Hack Day Japan 2で作ったもの

チームモスキートという名前でYahoo! Open Hack Day Japan 2に参加させていただきました。(公式サイトの作品情報はこちら)

最後のデモがネットワーク環境等の問題でうまく動作しませんでしたが、我々がOpen Hack Day2で何を作ったのかを備忘録も兼ねて公開します。
簡単に言ってしまえば、「強制目覚まし装置」です。

ざっくりとした概念図はこんな感じ。
電撃の巨人 概念図

サーバー障害の際のアラートメールをスマートフォン等の端末で受けると、BLEを使いRaspberry Piへアラートを送信。
RPiは、GPIOで外部へ信号を送信し、最終的には電子ライターに入っている着火装置のようなもので体に電気ショックを与えて起こすという仕組みです。

Raspberry Piは正直オーバースペックであり、Raspberry Piから先の部分は小型化してウェアラブルデバイス内に実装するというのが最終形として想定している形です。
ウェアラブルデバイスは、体のいろいろなデータを取得する端末としてではなく、体に何か働きかける端末として使っても良いよね!という単純な逆転の発想もあり…

今回はサーバー管理者向けとしていますが、どうしても起きなければならない人は世の中にたくさんいます。
緊急対応をする職業の消防士とか看護士のようなかた、また一般人でも寝ていて地震に気づかなかったなどの状況を避けることが可能となります。
あれ!?これ意外と使える!?

製品化に関するお話は是非チームメンバーまで(笑)

では、開発時の様子をご覧ください。

開会式、かなりの人数が参加しています。
全体的に若い。
「ねぇ、うち最年長組じゃね?」なんて会話もありました。
P1000020

チームモスキートはメイン会場ではなく残念ながら少し小さな部屋での開発となりました。
Yahoo!の来客用会議室なので、無駄に大きなディスプレイを使ってみたり…
P1000021

こちらが開発用に準備したRaspberry Piたち。
P1000039
多すぎじゃない??
本当は、これで並列処理サーバーも組んで実際に障害を起こしてアラートを出すという所も作る予定でしたが、さすがに時間が足りませんでした。

Bluetoothを受信して電気ショックを発生させる装置としては、前述の通りRaspberry Piはオーバースペックということで、MIPSによる実装も試してみました。
こちらは残念ながら実装に時間がかかり間に合わず。
P1000041

電気ショック発生装置は2パターンです。
こちらは電子回路によるもの。
P1000043

そして、電子ライターの着火部分を使ったものは、モーターを駆動して力を加えるという原始的な方法。
P1000038

そしてBluetooth LEを受けて電気ショックを流す部分の完成形です。
会場では半田ごて使用禁止というレギュレーションもあり、ブレッドボードで組んだため大がかりな装置となってしまいました。
しかも持ち運びのことを考えていなかったため、急遽手に入れた段ボール上での実装。
P1000062

この箱の中のRaspberry Piは、外部のPCからリモートでBluetoothの受信処理プログラムを実行していたのですが、デモ段階でハプニングが起こりました。
会場の外で最終確認をしていた段階では問題なく動いていたのですが、会場内に持ち込むと妙に多いBluetooth LEのAdvertiseパケットの影響を受け、まずBluetoothが不安定に。
おそらくBluetooth 4.0端末のドライバがまだ不安定だったりもするのでしょう。

そして発表時のデモという段階で、もっと予期していなかった事象が発生。
全てバッテリー駆動ができる端末でということで、モバイルWi-Fiルータで制御用PCとRaspberry Piを接続していたのですが、ここが切断されてしまいBluetooth受信プログラムの実行が止まってしまいました。
おそらく会場内での2.4GHz Wi-Fiの干渉だと思います。
ここはちょっと面倒でも電源を借りて有線LAN接続しておくべきでした。

という反省点もありつつ残念ながら何も受賞できませんでしたが、非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。
プレゼンの際に使用したスライドはこちらです

そしてOpen Hack Day Japan 2で撮影したその他の写真も含めた全部の写真スライドはこちら。

この投稿へのコメント

  1. きたざき said on 2014/02/17 at 23:14

    メカの方は圧電素子(ピエゾ素子)を用いており、電源が無くても電撃を加えられ、電子回路の方はブロッキング発振回路で昇圧させ、トランスの1次側はUSB 3.3Vで駆動し、トランスの巻数比で2次側の電圧が決まりますが、ネオンランプが点灯する程度(110Vを使用)で電撃が加わります。
    ANCSやBLEの勉強にもなります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL